青いグラスの縁には金色があしらわれています。
足つきのスタイルはオーソッドクなものですが、ボディは青く足は淡い緑色で彩られています。
金色の縁は、口に運ばれるお酒に魔法をかけるが如くグラスを傾けるたびにキラリと光ります。
なぜそう感じたのか。
それはお酒の女神が残したルージュがあるから…
つい、そんなロマンチックな気分に浸ってしまう素敵なグラスです。
このルージュの跡のような意匠がなかったとしたら、
ただの「綺麗なグラス」だったでしょう。
遊び心に溢れた痕跡は、作者のまさに魔法なのですね。